彼女の両手を頬に感じた。
真夜中。
「火照ってるわ、」と彼女。
「日焼けしてるから冷たいタオル
持ってきてあげる」
「すまない、」と私。
「でも起きなくていいよ。大丈夫だから」
「たいしたことないわよ、
ちょうど自分のを持ってきたところなの。ね、ほら」
見渡しても
タオルはどこにもない。
「あなたのも持ってきてあげるわ、
「さっぱりするわよ」 彼女は吐息で喋り、
寝返りをうって
ぐうぐう寝はじめた。
――バーバラへ
from FORTY-NINE GUARANTEED WAYS TO ESCAPE DEATHサンディーについて A year at the table - day 159 / slightly ev
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